採用サイトは3つの価値で情報を整理(心理的価値編)
求職者の心理に響かせるためにも、求職者目線で表現することが重要です!
求職者への心理的価値とは
「心理的価値」とは、求職者が共感できる精神的な側面での価値のことです。
- 残業、離職、休暇、転勤、平均勤務年数
- やりがい
- 社風
- 社員の声
- 女性の働き方
新しい職場で働くことは誰しも期待や不安があります。
だからこそ、期待を裏付けることや不安を解消することを伝える必要があります。
どのような人達の中で、どのような働き方ができるのかなどがイメージできれば、求職者の不安も解消され、期待度も増していくのではないでしょうか。
「残業が少ない」「離職が少ない」だけでなく、少ないことにより「どのような気持ちになるのか」を表現することが大切です。
「こんな会社だったら働いてみたいな!」と共感ができる内容であることが重要なのです。
採用したい求職者のニーズを知っていますか?
よく「若手が欲しい」と聞きますが、どのような企業で働きたいのか、またどんなニーズがあるのか知っていますか?
- 企業に求める期待は何?
- 不安に思うことは何?
また
- 企業を決める際の重要視している項目は?
- 重要視している項目に自社が対応できている項目は何?
- 今は対応できてないけど改善できる項目は何?
これらを考えた時に果たして自社は若者のニーズに適しているでしょうか?
尚、ここで要注意なのは企業側があたり前、当然と思っていることも、若者にとってはそうでない場合もあるという事です。
育ってきた社会情勢を鑑みて把握していく必要があります。
知っても対応できないこともあるかもしれませんが、少しでも寄せていくことはできます。
また、知ることで職場改善のヒントにもなり、改善できたことは自社の魅力につながりますね。
ニーズを知らなければ期待に応えることも、不安を解消することもできません。
逆にニーズを知っていれば「こんな会社だったら働いてみたいな!」という共感を感じてもらえることができますね。
ニーズを自社の魅力に変える
例えば、
企業側の求める求職者は20代後半から30代前半の女性だったとします。
(求人には性別や年齢等などを一部を除き限定して表記することはできません。)
その年齢の女性で考えられる事は小さいお子さんがいるかもしれないという事です。
その場合、子どもの学校行事への参加や急な体調不良などがあることが予想されます。
もし、有給休暇が日単位だけでなく、時間単位で取得できればどうでしょうか。
- 有休がとりやすい
- 時間調整をしてくれる
- 仕事と子育ての両立に理解がある
- 透明性がある (情報共有)
- 女性にうれしい福利厚生がある
というニーズに対して適応しており、自分のライフスタイルに適した待遇のある企業を選ぶのではないでしょうか。
ただし、項目として記載してあるだけでは魅力としては弱いです。
なぜなら実際に使われるの制度かどうかが不透明だからです。
同じようなライフスタイルの社員がいて、どのように使っているのかなどを掲載することにより共感を生み、魅力へと変化します。
もちろん、求職者のニーズに当てはまることがあれば、しっかりと魅力として定義することが大事です。
まとめ
ニーズを知り、心理的価値を表現することで、より求職者が共感できる内容を表現することができます。
共感できる内容を読み「自分が働いている姿」をイメージしてもらえたら最高ですね!
採用サイトで一番重要なのは、心理的価値を表現したコンテンツです!