採用サイトは3つの価値で情報を整理(経済的価値編)
条件が曖昧な表現では逆に不信感が生まれる可能性があります!
求職者が求める経済的価値とは
「経済的価値」とは求職者が生活していく上でダイレクトにかかわる価値のことです。
- 給料や福利厚生
- キャリアプラン
- 昇進・昇格
- 応募条件
採用情報の給与欄に「前職・経験を考慮して決定」と書かれていたり、給与補足欄に○○手当と記載されており、詳しい金額の記載がないものを見かけます。
これでは月給が不透明で、生活する上での算段が立てにくく、企業選択から外れてしまう可能性もあります。
また、問合せや面接をしてみないとわからない・・・ということでは求職者が行う工程が1つ増えることになります。
これらは、企業自らが求職者からの応募の選択肢をなくすことにつながりませんか?
選ばれない理由は何?
求職者は企業を選ぶ際に自分にとってよりよい条件で比較します。
同職種間での企業を探すときは、給与が高いところから内容をチェックするという方もいるでしょうし、もちろん事業内容や仕事内容などもチェックしますが、同時に待遇面のチェックもするでしょう。
これらをトータル的にチェックし、最終的に自分が重要視している項目につり合いが取れれば候補企業となります。
これは求職者の頭の中で企業同士の競争が行われているといっても過言ではありません。
転職理由として「給与」や「待遇」は常に上位にランクインしています。
「応募が来ない・・・」と聞きますが地域内の他社と比べて給与はどうでしょうか?年間休日は?待遇は?
「給与はいいけど、休日が少なすぎる・・・」
「休日は多いけど残業が多すぎる・・・」
他社と見比べれば求職者が集まらない理由がわかるかもしれません。
求職者に「選ばれる」努力をしていますか?
まとめ
経済的価値は採用サイトの中では他の価値(心理的・機能的)に比べると優先度は高くありません。
それはすでにふるいにかけた求職者が訪れている可能性が高いからです。
だからこそ、わかりやすく正確に表記する必要があすのです。
求める人材からの応募を増やすためにも、採用サイトの内容は求職者の目線で、心理的・機能的・経済的価値で表現ましょう!