コンセプトワーク
Webサイト構築に必要な「あるべき姿」
Webサイトやネット通販サイト運営には、商品登録やサイト制作、SEO(検索エンジン対策)、SEM(ネット広告)、お客さま対応、商品手配、発送、請求業務、仕入れ商談などなど、様々なことがあります。
こういった実務に向かう前に、決めておかないといけない事があります。
我々のビジネスは、または、このWebサイトは、
「どのような人達に役立つサイトになるのか?」
とあるべき姿を決めていかないといけません。
情報氾濫と言われていいる今は、さらに生活者や消費者が得られる情報は増え続けています。
あるべき姿がないWebサイトは運営が開始してから、目的が散漫になって興味を失ってしまうことがとても多いです。
弊社のノベルティ・ネット通販サイトも構築する段階で、あるべき姿に関して徹底的に話をしました。
以前のサイト運営状況は、BtoBが中心のビジネスのため、広告代理業メインで、さらに対応面でお客さまに振り回されている状況でありました。このままではスタッフの幸せはないと感じていました。
売上、収益、規模など数値的なことも大切ですが、そういったことのみに終始した活動をすると、うまくいかなくなった時に軌道修正ができにくいのも、経験的にあったので、ミッション(あるべき姿)を意識したチームづくりを進めていきました。
こういった事から、弊社サイトは、今後EC化率の成長も見込め、ネットショップを初めて利用する人も増えるだろうという予測で、万来ドットBizは「初めてノベルティをネット注文する人に親切なサイトであろう。」と決定しました。
【目標設定から販促までの全体像】
Webサイトの現状把握が重要です
上記の図のように「あるべき姿」の決定後は、現状把握の段階になります。
1.現状との差を明確にする
2.成果をあげるための方向性を決める
を明確にしていくことが必要になっていきます。
現状との差を明確にする
「差を明確にする」と言われても…となるかと思います。
ここでは数値で差を明確にしていく必要があります。
重要な要素は、
サイトの「集客数」と「成約率・反応率」になります。
量と質のバランスを考えていく事になります。
更に細かくすると、
どれくらいの人に見てもらいたいか?=対象市場・アクセス数
どれくらいの人に購入・評価してもらいたいか?=成約率・反応率
リピートのお客さまからの評価?=再注文率
これらはあくまでの一例にですが、それぞれのビジネスにおいて、設定内容はビジネスの状況によって、変わってきます。
この内容を説明すると概ね理解して頂けます。しかし、実行されない人も多いです。
「数字から逃げている?」
「そこまで本気ではない?」
「面倒くさい…?」
理由は様々ですが、これらを明確にせずWebサイト構築が終わり、成果がでないとなげいている人が多いのも現実です。
成果をあげるための方向性を決める
内容が確定すれば取り組む優先順位を決めていきます。
- まずは集客を増やす
- 成約率や反応率を増やす
どちらかを優先順位を決めてWebサイトの改善を進めていきます。
基本的には、成約率や反応率を高めることが優先になります。
「バケツに空いた穴を、なるべく少なくして、水を入れた方がいい」のと同様です。
Webマーケティング実行まえに重要なこと
Webサイトの運営はコストが発生します。
成果や目的を達成しないとただのコストになります。運営は改善を繰り返し行い、スピード感をもっていくことが重要になります。
運営組織の力、マーケティング力を高めていかなければいけません。
しかし、
Webサイトの出来が悪い…
広告が悪い…
と立ち止まってしまっているWebサイト運営者が多々います。
結果、費用を抑えることになっていきます。
情報発信量がなければ、成果を得るチャンスの少なくなります。
費用 -抑えればいいではなく、 → 効果を生む投資にカエル
時間 -許されている時間は少ないので、 → 有効な時間にカエル
行動 -何を優先にすればいいか → 成果につながる有効な施策にカエル
カエル大作戦!!を、本気で実行し、効果的なことを、適切な時間と費用で実行できるチームをつくっていく必要があります。