事業の成果に必要不可欠な『本部』の在り方・関わり方
経営層・現場(店舗)の「悩み」「想い」を“知る”
事業計画、販促計画、活動改善などの課題や問題を本部の営業企画部様からお聞きし、企画や改善をご提案させていただくのですが、この一連の流れの中で出て来る事として・・・
- 経営上層部:目的や方向性が本部に上手く伝わらない、費用対効果を考えて活動してほしい
- 本部(営業企画部):ツールを効果的に活用してほしい、目的を捉え目標達成に向けたモチベーションで活動してほしい
- 現場(店舗):本部にもっと意見を言いたい、ツールは用意されるが目的が分かりづらい
一つの事案に対して求める事や悩み、想いはそれぞれの立場、立ち位置で異なりますが、ここで問題となるのが、連携していないケースです。
経営上層部と本部は蜜に連携していて、本部と現場との連携ができておらず、現場での不安や不満、さらにはモチベーション低下に繋がってしまったり、本部が経営上層部、現場とも上手く連携できず、本部としての役割が曖昧になっているケースもあります。
全ての活動においての中心的な立場となる本部(営業企画部)は、先ずは経営上層部と現場の「悩み」「想い」を正しく把握する(知る)事が重要です。
経営層・現場(店舗)を“繋げる”
一番避けたいのは、陸上のリレーのように経営上層部からのバトン情報を、そのまま現場を渡すといった流れでして、この流れの場合、現場に経営上層部の「想い」や「悩み」から何をすべきかを考えさせてしまう事となり、結果店舗ごとでの取り組み姿勢や内容、成果にバラつきが出てしまいます。
施策やツールが現場視点でないため、全く使われていないといった事も少なくありません。。。
本部は、現場が目的や目標の達成に向け活発的に活動できるように、経営上層部からの情報を現場視点で練り込み企画立案、施策を立て、現場に“繋げる(繋がる)”事が非常に重要なポイントです。
良い事例として
- 本部主催の店長会議に経営上層部も参画し、情報・意見交換を行う
特に現場は「経営上層部も聞いてくれている」「意見を取り入れてくれる」事で前向きになってきます - 現場が活動や施策の目標を立てやすいよう、その根拠や指標出しをサポートする
根拠となる現実的な指標が視える化する事で、活動内容や改善方法が具体的になってきます - 活動後の改善を「できなかった事」の指摘ではなく、意見交換を行い「できるようになる」事をゴールにプロセス改善を一緒に行う
できなかった事や行ってはいけない事だけではモチベーションが下がるため、できた事や行ってよい事にも着目しましょう
まとめ
事業で成果を出すためには経営上層部と現場と一気通貫、情報共有共存体質である事が重要です。
本部は、経営層の方針や課題を基に現場が動く(動きやすい)ように運営できる部門として活動していきましょう!
プランオンはそのような本部様を全力でサポートいたします!