現場も顧客も!“短期施策”でなく“中期施策”キャンペーンで活性化!
ご相談内容・目的
「ヤリス(ヤリスシリーズ)=自社」の認知向上、興味関心層の囲い込み
背景・課題
- ヤリス(シリーズ)の市場規模が多いため、ターゲット層を絞りづらい。
- 近隣競合の方がヤリス含むコンパクトカーの認知度が高く、自社客での認知度が低い。(ヤングファミリー層、若年層に弱い)
- 商圏エリア全域を網羅している。(近隣競合も同様)
- 管理顧客への接触、アプローチを強化している。(管理データ整備済み?)
- 新型車の事前活動が行えない(行ってはならない)。
- 発表日と展示会、試乗車配備の日程ずれに伴い新車(新型車)効果期間が短い(約1ヶ月)
- 新型車は「実車」を見てから市場が動き出す傾向が強いため、展示車がないと施策がやりづらい。
- CSR活動を積極的に行っている。
考え方・狙い
「認知」には集客とは異なり、『宣伝』による印象付けが重要。従来のような「広告」は集客の一手段であり、
- 狙うべき顧客を明確(具体的)にし、
- その顧客層に見合った『企画』、現場が活動しやすい『施策』、接触機会(期間)を少しでも長くし、
- 現場も顧客も「機会」を逃さない事で「認知」に繋げる。(現場の施策への参画意識を高める)
- その先に来店、商談、自社客化に繋げる。
ターゲット
特徴) 購入には慎重で検討期間が長い。近隣での店舗ならびにスタッフの雰囲気、コストでの比較検討を行う。
企画概要
- CSR活動の一つ「思いやり活動」と、先進機能を持つ「ヤリス(シリーズ)」を合わせ、ターゲット層が自身が対象である事を認識できるデザインに。
- 週末だけの短期イベントではなく、来店しやすいよう中期間のキャンペーンに。(キャンペーン化することで継続的に実施できる)
➡対外:キャンペーン期間の1ヶ月半
➡社内:キャンペーン期間とフォロー活動期間を含めた2ヶ月半 - 現場も顧客も覚えやすいタイトルに。
- 現場の参画意識を高めるため、店舗ごとに「思いやり活動」を考え、ブログで告知。
➡全テーブルにブランケット配備、お子様コーナーの改善(充実)など - ターゲット層に喜ばれている車両の装備、機能のみをピックアップし紹介。(情報過多は伝わりづらいため)
- 車両購入の選択肢として「中古車」も『同時開催』として商談会実施を案内。
- 今お乗りのお車でのメリットと成りえるサービスメンテナンス商品を紹介。
実施メディア&成果(KPI)
- 自社Webサイト:キャンペーン専用ページ(ランディングページ)
- Web広告(広告ごとの特徴を考慮)
・リスティング広告&ディスプレイ広告(比較的検討段階が深い顧客向けの切り口)
KPI(企画ページ送客数):達成率:114%
・YouTube動画広告(拡散目的にキャンペーン告知)
KPI(再生数):達成率:1480%
KPI(企画ページ送客数):達成率:1538%
・インスタ広告(主婦層狙いでキャンペーン告知)
KPI(企画ページ送客数):達成率:66% - 店舗用ツール
・商談用DH(A4サイズ)
・キャンペーン告知ポスター(B1サイズ)
実施事例
成果(KGI)*キャンペーン客以外を含めた期間中の目標値
・ヤリス受注目標:達成率171%
・ヤリスクロス受注目標:達成率121%
現場の声
- 従来の短期イベントでは数日の間に様々な企画を行うため、接触したい顧客との商談に時間を充てづらく、展示車が無い状態での施策だったが、1ヶ月以上期間があった事で、新規客の対応をしつつも管理客の呼び込みも行うことができた事で、商談化、成約に繋げる事ができた。
- 企画内容が分かりやすく、単なるモノあげではないため、継続的に行うことができそう。