カーディーラーの集客方法
直近の管理顧客数は、新車登場などによって変化はありますが、微増・微減を繰り返しているカーディーラーが多いです。
新規客を集めることが益々大事になっています
数年後のカーディーラー業界を予測すると、より新規客の重要性が増してきます。
ここ最近インターネット広告の利用頻度が多くなっています。
インターネット広告でもこれまでに蓄積されている、BIGデータを使って、
- 車に興味を持っている人を地域指定して配信できたり
- スマートホンの位置情報(GPS)を利用して提携しているアプリをダウンロードしているスマートホン(人)に配信できたり
年々そのサービスは充実しており、精度も高くなっています。
MEO対策という方法もあります。
Googleで地域名と自店舗との関連のあるキーワードを検索した際に、Googleマップの上位表示をさせる方法です。
これはSEO施策したコンテンツよりも上位に表示される場合があるため対策をしておく必要があります。
上位表示をさせるため専門会社に依頼をすることも可能です。
またアナログの方法ですが、ポスティング以外で狭い地域を絞ってDMを投函することもできます。
これは宛名の住所が分からなくても町単位で絞ることができ、宛名スペースには「○○町にお住いのお客様へのご案内」といったテキストを入れる事で投函ができます。
ただし、事前に日本郵便さんへの申請が必要になるためご注意ください。
他業種の顧客を活用する手法になりますが、
その自店舗商圏内にある提携している小売店(ドラッグストア、100円ショップ、レンタルビデオショップなど)のレジ袋の中に商品と一緒にチラシが同封できるサービスです。
不特定の方に配布する事にはなりますが、商品と一緒に同封されるため目に付く確率は大分高くなります。
ここ最近、地域を絞った広告媒体は増加しています。
やみくもにどの媒体も使うのではなく、ターゲットにこの企画が一番届く確率の高い媒体を選択し、1度きりの実施ではなく継続的な実施を視野に入れて実行してください。
カーディーラーの新規客向けの店舗集客の事例
輸入車メーカーの某カーディーラー様で、新規客の高齢者様向けの安全運転購入会を店舗集客を目的として実施しました。
こちらの企画を実施するキッカケは、
- このカーディーラー様の弱みとして高齢者の管理客様が少なかった事
- その少ない管理客の高齢者様の中には安全機能が付いた車に乗っている方が多かったこと
- 店舗の商圏的に高齢者の割合が多かったこと
- 競合の輸入車店舗の客層的に高齢者が少なかったこと
この分析の結果、「新規客の高齢者向けに安全運転講習会を開催し、輸入車にも安全機能が付いた車があることを知ってもらえれば購入のキッカケになるのではないか」という仮説ができました。
使用した媒体は、宛名に住所がいらないタウンプラス。
結果、1店舗で1日だけの実施でしたが500部DMを投函し約20名の参加者が集まり、2名の見込ができたと聞いています。
小規模の企画で平日でも開催できることから、これからも継続していきたいとお声をいただいています。
様々な広告手法が増えてきていることで、告知は難しくなってきています。
多メディアに、それぞれのターゲット向けの情報発信が不可欠になっています。