カーディーラーWebサイトのアイデア Vol.3
役に立つカーディーラーWebサイトの事例
Webサイトを提案・構築させていただく際に、そのWebサイトの活用目的をヒアリングさせていただきます。
しかし、多くのカーディーラー様のご意見は、「カッコイイ」や「新しい感じ」など見た目重視や抽象的なご意見をお聞きします。
しかし実際にWebサイトを利用するのは、自社の管理客や新規客であり、担当者やその上司・役員・社長ではありません。
管理客や新規客を多く集客して選ばれ続けるために、
・車両購入時
・車両購入後
に活用しやすいWebサイトを用意することが、カーディーラーWebサイトにとって大事なことです。
このような活用目的を目指して制作したWebサイトの事例があります。
国産メーカーの某カーディーラー用として制作いたしました。
コンテンツとしては、「取扱車種の案内」や「店舗案内」はもちろんなのですが、
このWebサイトの最大の目的は、
「お客様の悩み・不安を自社のWebサイトでいつでも解決する」事でした。
Webサイトの特徴は、24時間365日稼働しているもう一つの店舗であるという事です。
店舗ではお客様の目的に対して、スタッフがそのご要望に応えていきますが、同じようなことをWebサイトでも対応できるコンテンツ増やしています。
・「タイヤがパンクした際の対処法」
・「バッテリーが上がってしまった時の対処法」
・「ドライブレコーダーを装着したいけどどうすればいいか」
などお客様のニーズを「定番」「季節」「旬な内容」に分けてそれぞれを記事にします。
ビジネスコンテンツになるので、対処法だけの内容ではいけません。
応急処置をした後は、
・「自社にお持ちください」
・「メンテナンスの予約はこちら」
・「これを解決できる○○商品は○○○○円からご用意しています」
など出口をしっかり用意します。
このようなお客様のニーズに対応する記事をたくさん用意することで、管理客には「何かカーライフに関してのお悩みや不安はこちらのWebサイトを見てもらえれば解決できます」と案内をすることができますし、新規客がこの記事に関する、カーライフに関してのお悩みや不安をインターネットで検索した際に、自社の記事が検索上位に上がる可能性があり、顧客サポートの姿勢に共感していただき、自社のWebサイトに誘引できる可能性もあります。
・管理客の競合他社への流出防止
・新規客の集客
両方の実現を目指していくことが大事になります。
某カーディーラー様では、
・「大型ナビを装着したい」
・「ドライブレコーダーを装着したい」
・「タイヤがパンクした」
・「エアコンの効きが悪くなった」
などのページが上位ランキング20位以内に毎月ランクインされています。
これらの情報を自社商圏の顧客に見てもらえる環境を作っていくことが、「役に立つWebサイト」になっていく要素です。